2016年06月17日

牛が死んだ。






東京食肉市場に向け

14日に出発した牛くんを見届けるため

旦那はんが留守にしている。




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お産やハプニングに見舞われても

以前とは違い何の不安もなく過ごせているのは

息子たちのお蔭だろう。




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今朝、長男から「肥育舎で牛が死んだ。」

と連絡が来た。

急にエサを残しだし

お願いしてあった獣医も駆けつけ

診療の直前だったそうだ。

一足先に仕事を切り上げ

家事に専念していたワタシは思わず

「ちゃんと牛を見てる!?」と声を荒立てた。

牛くんたちもまた一生懸命に生きているからだ。

話すコトのできない

牛くんのサインを読み取るのも

ワタシ達の大切な仕事だ。





まだ柔らかいカラダで横たわる

牛くんに手を合わせ

目を開ければ流れ出そうな涙を

グッとこらえたのは

格好が悪いからではなく

顔には出さなくても

いちばんショックを受けているのは

頑張っている長男なのだと思えたからだ。




牛飼いをして30年の間に

こうした場面に何度か立ち会い

その数だけ悔し涙を流してきた。

牛飼いとして

これ以上の悲しみなどあるわけがない。



ワタシ、

それを息子達に伝えていかなきゃ。









posted by teru-teru at 20:27| 北海道 ☔| Comment(2) | ♪ふぁみりー。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に残念です。言葉を発することのできない牛の言葉を読み取ること。難しくて一番大切なことですね。松本さんが声を荒げたのだから、事の重大さを感じます。
Posted by しみず at 2016年06月18日 20:46

しみずさん。

悲しいやら情けないやらで
こんなコトを二度と起こさないように
願うばかりです。
人の牛も命の値はおなじです。

Posted by teru★ at 2016年06月19日 21:21
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